ピアノは生き物と言われるほどデリケートな楽器です。
お手入れについても理解しておきましょう。
表面についたほこりは、ピアノ用の羽毛か、柔らかな布で軽くふき取ります。
光沢を保つためには、鏡面艶出し塗装のピアノはユニコンで、ムラなく拭き上げます。
その他の塗装仕上げのピアノは、柔らかな布でから拭きして下さい。
市販の科学雑巾や外装手入れ剤は成分がわかりませんので、使用はさけてください。
鍵盤のお手入れは柔らかな布でから拭きします。
汚れが目立つときは、石鹸水をしみこませて固く絞ってからふき取ります。
何といってもまず、汚れた手で弾かない習慣をつけましょう。
ピアノを弾くたびに、内部では瞬間的に激しくすばやい運動が繰り返されます。
この運動の繰り返しによって、内部のとくに成功にできているアクション部には一瞬のうちに強い力が加わり、時間とともに磨耗してゆく部分が多くあります。
その代表的なものは、各不レンジ、鍵盤のブッシングクロス、ハンマー、皮革、ピアノ弦など。
使用時間にほぼ比例して消耗または疲労して行きます。
これらはタッチや音色の変化に影響したり、断線の原因となったりしますので、練習量の多目の方は、調整手入れ、修理、部品とりかえの時期について技術者に相談してください。
ピアノの中には、木材や羊毛など、天然のものから作られた、とても精密な部品が多く使われています。
ですから暑さ、寒さ、そして湿度などに敏感で、影響を受けてしまうのです。
またピアノの弦には、常に一本あたり90kg、1台20tもの強い力がかかっているため、時間がたつにつれて、少しづつ音が下がってしまうのです。
よくピアノが「生き物」といわれるのは、こうした理由があるからです。